和式のトイレリフォームにもさまざまな選択肢

日本のトイレの歴史を俯瞰すると、三つのターニングポイントがあります。用を足す場所がなかった時代を経て、まず落下式が普及しました。これは便器の中央部が大きな穴になっており、底部にたまった汚物を一定期間ごとに回収する方式でした。第2段階では水洗式が徐々に普及し、しゃがんで用を足すスタイルは変わりませんが水と共に排出する方式になってかなり衛生面は改善されました。第3段階は近年一般家庭で普及した洋式便器への転換です。今でも自宅が和式でトイレリフォームを行う場合は、二つの選択肢があります。

■そのままの方式を継続するか転換するかの選択

現在でも公共施設などは和式が結構あります。2016年に文部科学省が公表したデータによると、公立小中学校のトイレのうち和便器は56.7パーセント、洋便器は43.3パーセントでした。世の趨勢は洋便器に傾斜する傾向がありますが、依然として従来のタイプが残っているのは費用が安いので膨大な数の便器を配備する予算を抑えられるという理由があります。しかし自宅の場合は通常は一個か二個設置すればよいので、洋式に変更することはそこまで大きなハードルではありません。家族の希望や必要性に応じたトイレリフォームをする際に、従来通りのパターンで新品に交換するだけにとどめるか、洋式のトイレに交換を行う二者択一になります。長期的視点に立てば変更するという選択が推奨されます。

■洋式に便器を変更する健康面のメリット

高齢になると日常の生活動作能力は低下していきます。特に膝や腰の関節や筋力の低下がひどくなると和式トイレを使うことが困難になってきます。洋式であれば無理な姿勢を強いられることがありませんし、必要以上に力む必要もないので排せつ行為が楽になります。また、血圧の上昇を抑制するといった面でもメリットがあります。厚生労働省が毎年まとめている日本人の死因は近年ずっと悪性新生物に次いで、心疾患と脳血管疾患となっており、健康管理という観点からも洋式への変更は意味があります。最近は離れて暮らす高齢化した両親の健康を心配してトイレの交換と言う形でトイレリフォームをプレゼントする人もいます。古い家屋の場合は水系統の確認などをしたうえで、必要に応じてバリアフリー機能も備えるといった選択もあり得ます。

■まとめ
かつての汲み取り式トイレと呼ばれるものは都市部ではほとんど見られなくなりましたが、小中学校などでは経済性などの観点から意外に和式は多いのが現状です。しかし対応能力が高い子供ならともかく、体力的にも負担が大きい高齢者にとっては水洗式であっても和式は辛いものがあります。日常生活の負担軽減を重視するのであれば洋式トイレにするのは賢明な選択です。トイレリフォームの際には費用だけでなく、工事日数なども考慮して決めることが大切です。

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